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789 名前:桜高チャット1[sage] 投稿日:2009/06/27(土) 10 31 09 ID bVd3BGfI 軽音部の田井中律さんのことについて語ろう!(12) 隊員00099 >今日もりっちゃん可愛かったですね! ぴゅあ☆ぴゅあ>お弁当忘れて軽音部の皆にわけてもらってる律さん可愛かったですね!仲良くて羨ましい! 隊員00075 >私も田井中さんとおべんと半分こしてみたいです>< お姉ちゃん >(・∀・)人(・∀・)ナカーマ 沢庵坊主 >秋山さんの卵焼き頬張るりっちゃん可愛かったわー master >「田井中律」さんが入室しました。ようこそ! 田井中律 >こんばんは 隊員00099 >本人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 隊員00075 >いやまさかこんなところに来るはずキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 沢庵坊主 >こんばんはー>りっちゃん お姉ちゃん >(=゚ω゚)ノぃょぅ ぴゅあ☆ぴゅあ>こんがうばんは>田井中律さdん 田井中律 >ここがあたしのことはなしてるちゃっとですか 隊員00120 >マジ本物かよ あずさ2号 >ねーよwどうせ騙りだろ 田井中律 >おとうとにおしえられてきました 隊員00099 >りっちゃんて弟いるのか お姉ちゃん >(゚ー゚)(。_。)ウンウン 隊員00075 >じゃあマジ本物? 田井中律 >ほんものです ぴゅあ☆ぴゅあ>何でまたここに>田井中さん あずさ2号 >え、律先輩弟いて……本物!?失礼しましたorz お姉ちゃん >(?_?) 田井中律 >どんなことはなしてるかきになったです 隊員00099 >悪口とかは言ってませんよw 隊員00075 >そうそう、みんなりっちゃんのこと大好きですよー お姉ちゃん >ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪ 田井中律 >ありがとうたいいん99さん、たいいん75さん 隊員00099 >今日はいい夢見られそうだw 隊員00075 >こちらこそいつも和ませていただいてますwありがとっ! 790 名前:桜高チャット2[sage] 投稿日:2009/06/27(土) 10 32 27 ID bVd3BGfI 隊員00120 >質問いいですか!? 田井中律 >ぱそこんうまくないんでかくのおそいですけど、いいです 隊員00120 >いつも使ってるシャーペンはどこで買いましたか!? 隊員00099 >好きな食べ物はなんですか? あずさ2号 >後輩の中野さんのことどう思ってますか!? 田井中律 >しゃーぺんはろふとです。たべものはきゃべつすきです。あずさはちっちゃくてかわいいです。もっとねこみみつけるともっとかわいいとおもいます 沢庵坊主 >じゃあ、りっちゃんは、軽音部の中で誰が一番好きですか? 田井中律 >けいおんぶはみんなすき 田井中律 >いちばんは ぷつっ 澪 「あ、あれ!?停電か!?おかーさーん!停電ー?」 澪母「ドライヤーとレンジ使ったらブレーカー落ちたみたいー。」 澪 「早く直してー!」 パッ 澪 「点いた!」 パチッ 隊員00120 >ほほう…… お姉ちゃん >(`・ω・´) シャキーン 沢庵坊主 >あらあら♪ あずさ2号 >納得…… 隊員00099 >えぇ話や…… 隊員00075 >全米が泣いた 田井中律 >おとうとがぱそこんつかういってるのでもうやめます 田井中律 >おやすみなさい お姉ちゃん >お( ̄o ̄) や( ̄O ̄) す( ̄。 ̄) みぃ( ̄ー ̄)ノ” あずさ2号 >後輩もかまってやってくださいね。寂しがってましたよ。おやすみなさい。 隊員00099 >自分も寝るかなー master >「田井中律」さんが退室します。さようなら!また来てね! 澪「遅かった……もう寝よう」 翌日 澪「な、なぁ律……昨日……や、やっぱいいや!」 律「何だあいつ?変な澪」 一昔前に流行った学校裏サイトもこんな風なら問題にならなかったんだろうなぁ。 りっちゃんが何と言ったかは……各自脳内補完を。 出典 【けいおん!】田井中律は乙女可愛い29【ドラム】 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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一月十五日は私、秋山澪の誕生日だ。 正直なところ友達があまり多くない私は、小学校で田井中律と仲良くなってからは毎年この律を家に呼び家族とパーティをしてこの日を過ごしていた。 律と仲良くなるまではパパとママと私だけ、少し寂しくも感じた。 けれど律を呼ぶようになってからはそんな寂しさを感じることもなくなっていた。 そして家族と律と過ごす誕生日は中学時代までずっと続いたんだ。 中学を卒業して、やはりというか、私と律は同じ高校に入学した。 そして律に引っ張られる形で軽音楽部に入り、そこで私にとっては律以外で初めて親友と呼べるメンバーに出会った。 そんな親友たちが私の誕生パーティを開いてくれるのは、私がいうのもおこがましいのだが、自然のことだったように思う。 さすがに両親と友人を交えて、というのはなんだか気恥ずかしく感じられたためメンバーの自由な家を借りて行ったのだが、とにかくそれはいつもとは違う一月十五日だった。 いつもと違うことが悪いというのではない。 むしろそれはとても喜ばしいことに思えた。 だがパーティが終わり帰宅、そして寝床に就く時には何故だか物足りなさが残っていた。 一年が過ぎた。 その時には私にも後輩ができていた。 やはり、前年と同じように皆が私の誕生日を祝ってくれた。 パーティが終わり、帰って寝た。 やはり物足りなさが残っていた。 なぜ物足りないのだろう、意識が無くなるまで思案した。 意識が薄れるにつれ、思考が単純化していくのがわかった。 そしてそれが単純になればなるほど、その答えが浮き彫りになっていった。 なんだ、これだけのことだったのか。 そう思ったうちには既に眠りに落ちていた。 そして更に一年が過ぎた。 私は受験生になっていた。 そんな私にとって、大学入試を大きく左右するセンター試験と同じ時期にあたる誕生日は無視せざるを得ないものとなった。 それが少しも辛くないと言ったら嘘になる。 だが仕方がないと諦められるぐらいには大人になっていた。 そんな中でもささやかなプレゼントを送ってくれた友人たちの心遣いにはひどく感謝した。 次の春が来た。 私たち軽音楽部の受験生組は全員が同じ大学に入学した。 また同じメンバーで音楽を続けられることが嬉しくてたまらなかった。 そんな幸せな大学生活も間もなく一年が過ぎようとしていた頃、私の十九回目の誕生日が訪れた。 ――――― ――――― その日私たちはやはりメンバーの自由にできる家、平沢唯の実家に集まって誕生パーティを行った。 受験生でありながらほぼ全ての準備をまかなってくれた彼女の妹には頭が下がる。 更には私たちが去った後の軽音楽部を支えてくれた後輩たちも集まってくれ、その場は大いに盛り上がった。 幸せなことだと思う。 やがてパーティは終わり、私たちはそれぞれの帰路についた。 ここで私は律と二人きりになる。 律「パーティとか祭りとかってさ、終わった後すごく寂しくなるんだよなー」 澪「情緒だな」 律「それにしても澪の十代も残り一年か…」 澪「律に関してはもう半年とちょっとしかないけどな」 律「四捨五入したら一緒だ!」 澪「はいはい」 律「…ふぅ、それにしても寒いなー…」 澪「うん」 律「梓たち、受かるといいな…」 澪「うん」 律「そしたら今度はもっと気がねなくパーティしような」 澪「あ…うん。うん」 律「へへへっ」 澪「………」 律「………」 澪「…なぁ、律」 律「うん?」 澪「誕生日なんだし、その、わがままの一つぐらい聞いてもらえないかな…?」 律「おお。言ってみ言ってみ」 澪「えっとその…今から泊まりに来ない?」 律「え?それだけ…?」 澪「うん…だめか?」 律「そんなのわがままでもなんでもないだろ。いいよ、いくらでも泊まってやる!」 澪「その言い方はちょっと嫌だな…」 律「じゃあ私はちょこっと準備してくるから!先に帰っててくれ!」 駆け出していく律の背中をしばらく見つめた。 二年前の誕生日に見出だした物足りなさの原因、それは毎年恒例だった律だけと過ごす時間の欠如だった。 中学までは家に律を呼んでお祝いをした後、どうしても時間が遅くなるという理由をつけては一晩律を引き留めていたのだ。 お互いの家に泊まるということもなかった訳ではないのだが、そういった特別な日に律と二人きりで過ごす時間はやはり特別でとても楽しかった。 それをまたこの身に味わうことができる。 そう思うと、家に向く私の足は柄にもなく浮足立っていた。 ――――― ――――― 家に帰ると両親が控えめのケーキとプレゼントを用意してくれていた。 今まさに私の誕生パーティをやってきたとはいえ、やはり両親にとって自分たちの子供、それも一人っ子となるとそういったお祝いをしないではいられないのであろう。 私は素直に「ありがとう」とプレゼントを受け取り、「ケーキはもうすぐ律が来るから一緒に貰っていいかな」と一応のことわりを入れた。 とは言ってももうその時点で夜の十時を過ぎていたし多分ケーキは明日だな、そう思って私は部屋で律を待つことにした。 お気に入りの曲をヘッドフォンで流しながらしばらく何も考えずに過ごす。 すると不意に肩を叩かれた。 律「澪!みーお!」 澪「…あ、ごめん」 律「まったく。それで?これから何する?」 澪「何しよっか」 律「ノープラン…澪?」 澪「いいだろ。いつも通り好きにしてれば」 律「とはいっても澪の誕生日だからなー…」 澪「十分祝ってもらったしいいよ」 律「んー…んー」 そのままぺたりと律は座りこむ。 さすがに一度パーティの熱がさめていたから以前のように寝るまではしゃぎっぱなしというのは少し無理があるかもしれない。 それでも真剣に何か発案しようとしてくれる律の姿をみると落ち着いていた気持ちが自然と高ぶってきた。 律「んー…っは。何も思いつかない」 澪「だからいいって言ってるのに。そうだ律、ケーキあるんだけど食べる?もう遅いから明日の朝でもいいけど」 律「…いや、今食べよう!なんたって澪の誕生日はあと一時間ちょっとしかないんだからな!」 澪「わかった。じゃあちょっと待ってて」 律「はーい」 誕生日のためのケーキだから誕生日のうちに、か。 普段なら「太るぞ?」なんて言われる所なんだけど私の誕生日だから特別、という風に言われると素直に嬉しいなと思う。 苺ののったショートケーキを二つ、パックでさっといれた紅茶を添えて部屋まで。 普段貰っているケーキやお茶に比べれば慎ましく見えるけれども、大事なのはそこじゃない。 本当に気の知れた人と二人で過ごす時間はかけがえのないものだと感じる。 そこでふとあることを思った。 なんだか恋人と過ごしているみたいだ。 …あいにく私はそういったものに無縁で生きてきたのだけど。 それでもなぜだかその言葉が胸に引っ掛かって、部屋に着くまでの間私はそれを小さく反芻していた。 澪「持ってきたぞ」 律「おー!ありがとな澪」 澪「じゃあ早く食べちゃおうか」 律「ちょい待ち。…本当は十九本あればよかったんだけどな」 小さなケーキの上に一本だけ、律が蝋燭を立てた。 どうやら家から持って来ていたらしい。 律「じゃあ電気、消すぞ?」 澪「そこまでしなくてもいいのに…」 律「いいんだよ、こういうのは気持ちの問題だからな」 そういって部屋の電気を消し、蝋燭に火をともす律。 部屋には小さな蝋燭の暖かい光だけ、私たちを静かに照らしている。 澪「…いいな、こういうの」 律「ん。あらためて…澪、誕生日おめでとう」 澪「ありがとう、律。本当にありがとう」 律「じゃあ一息に、な?」 澪「あはは、二息以上の方が難しいだろ」 律「確かにそうだな!」 澪「じゃあ…ふっ」 蝋燭の火が消え、部屋は再び真っ暗になる。 やがて律の足音が聞こえ、部屋は再び明るくなった。 澪「…蝋燭の光の方が好きかも」 律「澪!あと一つ…」 澪「何?」 律「確かここに…あった!」 律「澪!おめでとう、これ誕生日プレゼント!」 澪「え…?でもさっき唯の家で…」 律「あれとはまた別の…本当は渡そうかどうか迷ったんだけどさ、せっかくだから」 澪「あ、ありがとう!開けていいか?」 律「いいよ」 澪「…わぁ!」 律のプレゼントの包装を解き中身を取り出すと、それは可愛らしいうさぎのぬいぐるみだった。 澪「ありがとう律!でも高かったんじゃないか…?」 律「それは手作り」 澪「え…えぇ!?」 律「…だから、その、もしかしたら変なとことかあるかもしれないけどさ…おかしかったら処分してもらっても構わないから…な?」 澪「ううん!そんなことない!大事にする!律だと思って大事にするよ!!」 律「あ、ありがと。でもその言い方だとまるで私が死…」 澪「えへへ…」 律「…ま、いっか」 嬉しさがこみあげ、思いきりぬいぐるみを抱きしめる。 大好きな人が私のためだけに作ってくれたプレゼント。 こんなに嬉しいプレゼントを貰ったことはない。 律はと言うと、私の方をみて照れ臭そうに笑うばかりだった。 そうして幸せいっぱいの気持ちのままに私の誕生日は終わったんだ。 ――――― ――――― 律「日付変わっちゃったな…」 澪「ああ!」 律「澪、喜んでくれてるのは嬉しいんだけどそんな状態じゃ眠れないぞ?」 澪「だって、だってこのぬいぐるみ!」 律「…本当に作ってよかったよ」 澪「…あ、そういえば律。これいつの間に」 律「なんだかんだで高校時代より時間あったしな、本見ながら少しずつ」 澪「大変だったんじゃないか?」 律「愛だよ愛」 澪「…愛」 まるで恋人と過ごしているみたい。 さっきの自分の中の言葉が再び浮かび上がってくる。 律「…なんてな!」 澪「冗談なんだ…」 律「そこで落ち込まれても」 澪「…はいはい!少し私の誕生日延長してもいいですか?」 律「やっぱテンションおかしいな…。それでどうしたいんだ?」 澪「寝るまで律は私の恋人役だ!抱きまくらになりなさい!」 律「どうしよう私こんな人知らない…」 澪「だ、だめ…?」 律「…いいよ。じゃあ私がそっちに行くな?」 澪「えへへ」 …勢いで多少ごまかしてはいたけれど、律に恋人役を頼むのにはやはり相当の勇気を要した。 でもそれだけ頑張ったかいあってか、律の抱き心地は律のくれたぬいぐるみ以上に最高のものだった。 はじめは胸が異様に高鳴って律にはそれがばれてしまっていたのだろうけど律は黙ってくれていた。 …でもそれはお互い様だ。 そしてしばらくして、ようやく落ち着いて来た。 落ち着いたというよりは言いようのない安心感を覚えた、という方が適切かもしれない。 その安心感に身を任せているうちに私は眠りについていた。 例の物足りなさなんて微塵もなかった。 おやすみ律、私の…――。 ――――― ――――― 一月十六日、朝。 今日からはまた普通の日々。 昨日がとても幸せだったからだろう、目覚めてから少しだけ残念な気分になった。 幸せ…そういえば律は、そう思って視線を落とす。 律は私の方に体を向けて丸まっていた。 対面して私の腕に抱かれていたのだから少し息苦しかったかもしれない。 それでも背を向けないでいてくれたのは律の優しさかそれ以上の何かか。 できれば後者だったらいいなと思って、昨日気付いた自分の中の気持ちを確かめる。 …そうだ、昨日の夜に私は気付いてしまったんだ。 再び律の寝顔を見つめると今度は顔が熱くなってくるのを感じた。 これぐらいならいいよね…? それから私は小さく呟き、律の頬にそっと唇を落とすのだった。 おわり。 名前 コメント
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澪(律をギュっと抱きしめてみたい…) 澪(律はちょっかいでよく飛びついてくるけどああいうのじゃなくてちゃんとギューっと抱きしめてみたい) 澪(けどなあ…) 澪『律!!私律をギューって抱きしめたい!!』 澪(そ、想像するだけで恥ずかしい///それに私のキャラじゃないし///)カァー 澪(それにもし律に引かれたり断られたら……)サァー 澪「はあ…どうしよう」 律「何をどうしようって?」 澪「わああああ!!律!!いつからそこに!!」 律「んー?澪が赤くなったと思ったら青くなったあたりかな、それでなにがどうしようなんだ?」 澪「な、なんでもない!!律にはまったく関係ない!!」 律「なんだよー親友だろー?水臭いぞー」 澪「ほ、本当になんでもないからっ」(誰のせいだと思ってるんだよー) 律「むう…」 澪(しかし改めて見ると律細いなあ…) 澪(なのにギュってするとすごく温かいんだよなあ) 澪(ん??なんで律をギュっとすると温かいって知ってるんだろ?) 澪(あれ?そういえば私律に抱きついた事何回もある!どうやって?) 回想 犬『グルルルルルッワン!!ワン!!』 澪『わあっ!!』ギュー テレビ『おわかりいただけただろうか』 澪『きゃあああああ!!』ギュー さわこ『う゛ーる゛ーさーいー』 澪『ひゃあああああ!!』ギュー 回想終わり 澪(これだ!!) 澪(そうだ!必死だったから気付かなかったけど今まで何回も無意識に律に抱きついてたんだ!) 澪(怖がってる振りして抱きつけば自然だし律も受け入れてくれるはず!!) 澪(ちょっと騙してるみたいで気が進まないけど仕方ないよね…うん仕方ない♪) 澪(そうと決まれば目の前に律もいるし作戦開始!!) 澪「あ、あー律やっぱり相談に乗ってくれないかな」 律「おー話す気になったか」 澪「じ、実は昨日怖いテレビ見ちゃったから今も怖いんだ」 律「へ?なんで怖がりの澪が怖いテレビ見るの?」 澪「そ、それは…えーと新しい歌詞の参考にしようと思ってっ」 律「どんな歌詞書く気だよ!!」 澪「い、いいだろ!…オホン…まあそういう訳で些細な事も怖いんだよ」 律「んー?別に怖がってるようには見えないけどなあ…」 澪「こ、怖いの!!」 キーンコーンカーンコーン 澪(チャンス!) 澪「キャ、キャー(棒)」ギュー 律「わっな、なんだよ」 澪「変な音がしたー(棒)」ギュー 律「……いやチャイムだろ」 澪(んー律温かくてきもちいい、けどそろそろ離れて) 澪「ご、ごめんなーりつー」 律「いや別にいいけど…」 トンちゃん「ぶくぶく」チャプン 澪(ありがとうトンちゃん!) 澪「わーあっちに何かいるー(棒)」ギュー 律「……いやトンちゃんだろ」 澪(こんなにしっかり律に抱きついたの初めてかも…なんかこの匂い安心する)クンクン 澪(よしもう1度離れて) 澪「と、トンちゃんだったのかー勘違いしちゃったー」 律「……」 澪(次はもっと思い切り抱きついてみよう)ワクワク ジャズ研「タラリラー♪」 澪(よーし) 澪「わ、わーおばけの演奏会だー(棒)」gy 律「ちょっと待った」ピシ 澪「え、え?律?」 律「お前はさっきから何をやってるんだ…」 澪「え、えーとそのえーと怖いから?」(ば、ばれた!?) 律「そんな怖がり方があるかあああ!!」チュドーン 澪「きゃああああああ!!」 -------------- 澪「…」←正座 律「で、なんでこんな変な事し始めたんだー?」(まあこれは…そういう事かなあ) 澪「…」 律「黙ってちゃわからないぞー」 澪「うっ…だって…」グスッ 澪「律に抱きつきたかったんだもん」グスッ 律「!」 澪「だけど私から抱きついたら絶対変に思われるしからかわれるし…だからこんな方法しかなくて…」グスグス 律「あ、あーそのー」 澪「そのくせ律はペタペタ引っ付いてくるし、なのに私はギューって出来なくて…だから…だけど」グスグス 澪「ごめんなさい…」ポロポロ 律「えっとその」 澪「うっうぅ…」ポロポロ 律「あーもう!!///」ギュー 澪「! りつぅ…」 律「別に怒ってるわけじゃないんだからさあ…泣くなよぉ」 律「むしろすごく嬉しいんだからな」 澪「嬉しいって…?」 律「全部だよ!澪が私に抱きつきたいって思ってくれた事も」 律「そんな事の為に下手くそーな嘘ついてた事も」 律「抱きつきたいって気持ちを打ち明けてくれた事も」 律「全部嬉しい、ああもう超嬉しい!!」 律「だからさ…これからは抱きつきたい時は言えよ?りっちゃんは24時間ウェルカムだからな」ニコ 澪「…うん」ギュー -------------- 梓「そろそろ練習始めましょうか」 唯「えーもう少しだけお茶しようよー」 澪「こーら唯、もうお茶の時間は充分取ったろ?いい加減始めるぞ」 梓「流石澪先輩です!!」 唯「ふぁーい」 澪「だけどその前に…律!」ギュー 律「へいへい」ギュー 梓「また始まりました…」 唯「この頃は演奏の前に絶対ギューってしてるよねー」 梓「演奏の前どころじゃありませんよ…1日何回やってんですか」 紬「ふふ、でもそのおかげかりっちゃんも澪ちゃんも前よりすごく良い演奏するようになったわね」 梓「それもそうですね」 澪「んーりつぅ…」ギュー おしまい 律に抱きつく澪さんかわいい(^-^) -- アクティブ (2012-03-10 13 01 21) 甘える澪かわいい!何回も読んでしまう -- 名無しさん (2012-06-24 21 07 48) 名前 コメント
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投稿日:2010/11/22(月) 23 19 30 「なあ澪、今日が何の日か知ってる?」 律は澪にそう訊ねた。 「なんだよ、11月22日、『良い夫婦の日』だろ?それがどうしたんだ?」 律はにわかに不機嫌な顔つきになり、澪はそれを見てクスクスと笑った。 「何笑ってんだよ、澪?」 「いや、なんていうか、律可愛いなって」 そう言うと澪はまた笑いだした。律は自分の顔がみるみる熱くなっていくのを感じた。 「おい変なこと言うなよ、澪!」 「ごめんごめん」 澪は笑うのを止め、一呼吸おいてからこう続けた。 「でもさ……律ってば何を期待してそんなこと訊いたのかな?」 澪は、今度は声は出さず、悪戯っ子のようなにやにやとした笑みをもって律を見た。 律はいよいよ顔を真っ赤にし、下を向いたきり押し黙ってしまった。 少しの間沈黙が流れると、澪はいよいよ自分がやりすぎたことに気づき、律に謝罪の言葉を投げ掛けようとした。 すると、ちょうどそのとき、律は小さな声で、しかし澪の耳には届くはっきりとした口調でぽつりと呟いた。 「澪とその…したい」 その言葉に澪は微笑を浮かべ、律の体を引き寄せそっと抱き締めた。 「ごめんな律、からかったりして」 「いいよ…だって澪だもん」 「ありがとう」 それから二人は寝台に潜り込んだ。 だが、澪は一向に律の服を脱がせようとはしなかった。 ただふたり体を向かい合わせ、互いに固く相手を抱きしめるだけの時間が続いた。 「なあ、澪。服、脱がないの?」 「ああ」 「汚れちゃうよ?」 「いや、今日はしないことにした」 「え?どうして……」 「ん~、今日はこうやってずっと律の感触、存在を確かめていたいんだ。ダメかな?」 「私はいいよ。だって澪、あったかくて気持ちいいから、さ」 「それは良かった」 そういうと澪は律に向かって優しく微笑んだ。 律の方もそれに応えた。 ずいぶんと長い間そのままでいた。 やがて律は安らかな寝息を立て始め、それからほどなくして澪も眠りについた。 そのようにして澪と律、二人にとっての11月22日は幕を下ろした。 fin いいねいいね -- 名無しさん (2012-07-29 18 33 59) 名前 コメント
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律「こんにちはー」 澪ママ「りっちゃんいらっしゃい!あら、澪は?」 律「澪は一人で買いたい物があるとかで、私だけ先に来ました」 澪ママ「そう・・まあいいわ。澪はパニックになるといけないから、りっちゃんに先に話しておいた 方がいいかもしれないわね・・さ、あがってちょうだい」 律「はい・おじゃまします(なんか嫌な予感しかしないなぁ)」 居間 澪ママ「りっちゃん」正座 律「は、はい!」正座 澪ママ「澪と相変わらずうまくやってるのかしら?」 律「はい//大学を卒業したら養子縁組して同じ戸籍にしようなって相談してるんです//」デレ 澪ママ「そう・・」はぁ 律「??あの、やっぱり反対なんでしょうか・・」 澪ママ「そろそろそういう話があるんじゃないかと思ってたのよ。だからその前に真実を伝えておく必要があると思ったの」 律「・・・ど、どういう・・」汗 澪ママ「気を、確かにね。実は澪とりっちゃんは・・・」 ゴクリ 澪ママ「血が、繋がっているの」 律「!!!!!???」 澪ママ「それでも二人の絆が変わらないのであれば、私は反対しないわ」 律「ま、まさか。韓国ドラマじゃあるまいし・・。うちのお父さんと澪のお母さんが昔つき合ってたとか、そんなはずありませんよね!?」 澪ママ「ええそうね。それはありえないわ」 律「だったらどうして!?」 澪ママ「実はね、澪の父親は・・」 律「父親は・・」ゴクリ 澪ママ「りっちゃん、あなたよ」 律「は?」 澪ママ「りっちゃん、あなたなのよ」 律「はぁぁぁぁ!?」 澪ママ「りっちゃんは覚えていないのかしら、でも私は忘れないわ。女ですもの」 律「私も女ですけど!しかも0歳の!」 澪ママ「そうね。愛は性別と年齢の垣根なんて簡単に飛び越えてしまうものよ」 律「飛び越えたら犯罪ですけど!私乳児ですけど!!」 律「ていうか、もしかしてとは思うんですけど、今日ここに呼ばれたのってまさか、4月1日的な目的の為じゃないですよね??」 澪ママ「フッ、いいわ認知してほしいなんて思っていないから」 律「嘘の方を認知してください!」 澪ママ「そうね。残念だけど、これは嘘よ。今日は私から次々と嘘が飛び出します」 律「ええええ!やめてください!・・お母さん面倒くさいよー、澪ー」 澪ママ「呼んだか?」 律「ええ、呼んだのは澪ですけど」 澪ママ「澪は私だけど」 律「ちょっと・・今度は何の遊びですか!」 澪ママ「さっきはふざけてごめんな。私年を取ったらママにそっくりになったから、ママの真似をしてみたんだ」 澪ママ「私は未来から来た澪なんだよ」 律「それは大変ですね」シラー 澪ママ「グスっ・・律なら信じてくれると思ったのに・・私の目を見て」ウルウル 律「はぁ、わかりましたよ」ジー 澪ママ「どう?律ならわかるだろ?私だって。それとも、年をとったらもう愛してくれないのかな・・・」シュン 律「・・・・!」キュン (あれ?ヤバい私何キュンキュンしちゃってんの!どう見てもこの人は澪のお母さんだから! でも、よく見たら目元とか澪そっくりだし・・) 澪ママ「りつぅ・・私元の時代に戻れなくて困ってるんだ。律にまで拒絶されたら私・・」ウルッ 律「!!!澪!」キューン 澪ママ「信じてくれた?律、本当に信じてくれたなら私にキス、して? それともおばさんの私じゃ嫌かな・・」 律「そんな事あるか!年を取ったって澪は私の澪だ!好きだ!澪!」 澪ママ「ありがと。ん・・・・」 律「澪・・・・」スッ ガチャ 澪「こらーーーーーー!!!!」 律「え?」 澪ママ「残念」 律「澪が二人いる!!」 澪「何寝ぼけた事いってるんだよ!」ゴチン 律「あいたーー!!」 澪ママ「澪ちゃんおかえり。心配しないで、ただのエイプリルフールだから。私がりっちゃんを大好きなのは本当だけど」 澪「ママ!!」 澪ママ「怖いわねえ、心配しなくてもキスはしてないわよ。 晩ご飯、今日はお寿司とってあるから一緒に食べましょ?ね?」 律「おいいいいいいい!・・・・・」愕然 澪「はあ、律のバカ」 律「誤解だぞ!まったくの誤解だからな!澪!」 澪「浮気はゆ・る・さ・な・いからな!」ギュー 律「いひゃい!いひゃい!ほっぺが取れる!」 澪「せっかく律にプレゼント買ってきたのになー、あげるの止めようかなー」 律「!も、申し訳ありませんでした。騙されたとはいえ私が悪かったです!」 澪「しかたないな、ほら、あげるよ」ホラッ 律「ははー、ありがたき幸せ!なんだろーなー//」ガサガサ ビックリ箱 澪「わーい!騙された!驚いたかー!」ドヤッ 律「・・・・・澪、かわいい・・」 澪「え//どうしたの?突然///驚き過ぎておかしくなったのか?」 律「澪かわいいよー!嘘がかわいいよー!お願いだから年を取っても、ずっと可愛い澪のままでいてくれよー!」シクシク 澪「変な律//」 律「へへ//安心したらお腹減ったな」 澪ママ「おまちどーさまー、りっちゃんごめんね、沢山食べてね!」 律「いただきまーすって、これ、」 律澪「親子丼じゃん!!」 おわり ついに出された、親子丼(笑) -- 名無しさん (2012-04-04 02 33 49) ついにキタw -- 名無しさん (2012-04-05 23 37 09) 親子丼ネタww -- 名無しさん (2012-04-28 02 20 22) 名前 コメント
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ぴっ。 ぴっ。 ぴっ。 真っ白な部屋に規則正しく電子音が鳴る。 私の無力を嘲るように。 ぴっ。 ぴっ。 ぴっ。 涙はとうに枯れた。唇を噛んで電子音を聴く事しかできない。 ぴっ。 ぴっ。 ぴっ。 律は一向に目を覚まさない。医者も半ば諦めているのか。 「……律…」 私の声はすっかりかすれていた。 そんな声でも、静かな部屋にはゾッとするほど響いた。 ――――りつ! 律「なんでぇ、みおしゃん。でっかい声でぇ」 澪「カレー作ろうって言ったろ!なんでルゥを買い忘れるんだ!」 律「あー…てへッ☆!」 澪「馬鹿律!」グッ 律「あー!あー!買いなおす!もっかい行くから!」ビクビク 澪「当たり前だ!…ほら、お金」 律「おお!……物は相談なんだけど…?」 澪「ん?何だ?」 律「お釣りで煙草買っていい?」 澪「」 へへっ!いってきます!――――― がばっ! 澪「…っ!」 夢だった。私と律が最後に話した日の夢。 あの夢の続きで、律は。 ルゥを買いに行く道すがら、律は女性が引ったくりに遭うのを見た。 引ったくり犯を追いかけた律は、その犯人に刃物で刺されてしまった。 引ったくりに遭った女性が見つけた律は血まみれで横たわっていた。 私があげたジッポを握りしめて。今は私が握っている、このジッポを。 澪「……うあぁ…」 なぜ?何故あの時私は律に着いていかなかった? 何のために私の身体が、腕が、掌が、律より大きい? こんな無力な両手―――切り落としてしまいたい なあ神様、こんな二人きりのドリームタイムなんかいらないよ 時間を戻してくれ、頼むから 一生のお願いだ、今だけ、今だけ 私たちの為だけに世界をまわしてくれよ ぴくん 澪「!! りつっ!」 ぴっ。 ぴっ。 ぴっ。 澪「はは…は…うぅ」 律の手が私の手を握り返した…気がした 澪「…ああ、そうか」 これは罰なんだ 律をしっかり見ていなかった私の、罰 澪「そうだろ?…神様」 どんな罰でも受けるさ、律が目を覚ますなら だから、私達を引き裂かないでくれよ 「…りつ りつ、りつ」 「…律」 法律の律、旋律の律 「り、つ」 ああ、なんて美しい名前なんだろう 「律、りつ、りつ」 ――――今頃気付いたのかあ? そんな声が、聞こえた気がした 季節外れの海、少し肌寒い。 晴れ渡った空、青すぎる海 心地良い、慣れ親しんだ煙の匂い 確かに私の肩を抱く、やさしい旋律 そして私は、 そのメロディの 「 」 世界一、美しい名前を呼ぶ おわり 唯「それぞれのしあわせ!」のオマケとして、少し長くしたものを百合ノートさんにまとめていただいています。 よろしければそちらも読んでいただけると幸いです。 -- これ書いた奴 (2011-03-07 17 12 02) 名前 コメント
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映画小ネタ その12 屋上 澪「緊張、するよな・・」 律「やばーい!」 澪「やっぱりやめる?」 律「ダメだー!」 澪「喜んでくれるかな」 律「喜ぶに決まってるーー!」 澪「うう、りつーー、卒業ライブの後クラスの皆に付き合ってるのを発表するなんて、恥ずかしすぎるよ・・」 律「でも皆に認めてもらう最後のチャンスだし・」 澪「わ、わかったよ。そろそろライブの準備に行かなきゃ」ブルブル 律「そだな、ドラム運ばないと。とその前に勇気の出るおまじないだ」 チューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 澪「///もう、最近長いよ//でも、ちょっと勇気が出た//」 唯「律っちゃーん、屋上の扉ずっと開いてたよー」 律澪「!!!」ビクッ 律「ずっと見られてた!?」 圭子「皆わかってるよ。だって澪ちゃんが結婚するんだったら相手は律っちゃんしかいないじゃん!」 潮「そうだねー」 三花「夫婦でしょ?守ってあげなよー!」 圭子「で、夜はどっちがボケでどっちがツッコミなの?」 律「夜も漫才師か!」 澪「 」チーン 律「澪が気絶してる・・。ていうか、すでにクラス公認ってこと?」 和「さっきのキス、ちゃんと写真に撮っておいたから、ライブの写真と一緒に後日焼いてあげるわね」 姫子「後で一枚ちょうだい」 和「OK」 律「やめろーーー!」 澪「 」 曜子「私もほしい!」「私も!永久保存だね!」 唯「これ、クラス公認っていうか、公開処刑、だよね・」 その13 澪の家 澪ママ「ねえ、律ちゃん、大変なの。」 律「急いで家に来て、とかメールが来たからビックリしたじゃないですか、で、どうしたんですか?」 澪ママ「澪がね、浮気、してるわ」 律「まさか!あはははは!ありえない!」 澪ママ「その余裕、ちょっとムカつくわね・・」 律「だって昨日ハロッズのスケスケパンツ履いてくれたばっかりですもん」 澪ママ「じゃあ、そのパンツが本当は、お揃いの私のパンツを澪が間違えて履いていた物だったって言ったらどうする?」 律「え!!!!」 澪ママ「昨日ね、私も実はスケスケパンツを履いていたの。でもお風呂に入ったらパンツを履きかえてしまう事に気付いたのよ。だから澪のスケスケを借りる事にして、私の使用済みを澪のタンスに入れておいたの」 律「なんでタンスにしまってるんですか!」 澪ママ「結局りっちゃんに私のパンツ姿は披露できなかったけど、私のパンツを履いた澪と何をしたのかしら?」 律「あー!あー!やめてーーー!」 澪ママ「なんてどうでもいい事は置いといて、今日ね聞いちゃったのよ、澪が他の女の子の名前を切なげに部屋でつぶやいてるのを」 律「もう、立ち直れない・・・」 澪ママ「冗談なんだけど、聞いてないからいっか」 律「・・それで・・澪は何て名前をつぶやいてたんですか?」 澪ママ「じゃあ、直接聞きに行きましょうか」 澪の部屋の前 「だめだよ、離さないよ、今度は僕があげる、梓」 澪ママ「ほら!梓言った!」 律「いや、これ多分後輩の梓に送る歌の歌詞ですけど」 澪ママ「えー!でも今までは全部、律ー律ー言いながら歌詞書いてたんだけど・・」 律「///とにかく浮気じゃないんで!大丈夫です!」 澪ママ「そう?じゃあ私行くわ。お昼親子丼だけど、後で持っていくわね。そうだ、今日私澪のパンツを間違えて履いてるんだけど・・・」 律「ほんとに・・やめて・ください・・あとお昼はもう食べてきたんで。」 律「澪ー入るぞー」 澪「あ、律。今梓の歌の歌詞を書いてたんだけど、律は進んでるのか?」 律「もちろん出来てるよーん」 澪「珍しく早いな・・持ってきたんだろ?見せて?」 律「感動して泣いちゃうぞ!」ホラッ 澪「律にしては、まともだな・・でも、この最後の所、これは、ダメだ」シャシャ 律「うお!何消してるんだよ!好きだよって書いてあるだけじゃん!」カキカキ 澪「な!また書いたな!なんかここだけ唐突で不自然だろ!それに、そんな直接的な表現は・・」 律「みんな梓が好きだよって事じゃん・・澪しゃんは嫉妬深いなー」 澪「ち違う!私は詞の表現方法についてだな・」 律「澪の事は好きっていうか、愛してるって感じ?」 澪「ば、バカ律・・」ギュ 律「なあ澪、今日のパンツ、ちゃんと自分のだよな?」 澪「?」 その14 屋上 唯「いままでで一番緊張してるよ」 紬「私も手が冷たいの!」 律「やばーい!」 澪「やめる?」 律「だめだー!」 唯「喜んでくれるかな」 律「喜ぶに決まってる!」 澪「律、おまじない//」 律「よし!」 チューーーーーーーーーーーーーーー 唯「え?」 紬「え?//」 唯「えっと、今、あずにゃんに先輩として曲を演奏する前に円陣を組んで気持ちを確かめあってるスゴくいいシーンなんですけども・・」 紬「ちちち・近い////」 唯「5センチ先でキスが展開されてるよ!今までで一番緊張するよ!」 チューーーーーーーーーーーーーーー 唯「って、長いよ!もう辛いよ!」 チュ、はぁ 唯「終わった・・」 澪「・・りつ・・」グイッ 律「・・ん。」 チューーーーーーーーーーーーーーーー 唯「と思ったらまた始まった!!せめてこの円陣からとき放たれたい!!」 紬「唯ちゃん、手がねポカポカになったの!」 唯「ほんとだ。そういえば演奏前の緊張がなくなったかも・・」 チューーーーーーーーーーーーーーーー 紬「もう少しだけ待ってよっか」 唯「・・そだね」 おわり また親子丼ネタwwww -- 名無しさん (2012-02-18 23 51 18) 唯の「公開処刑、だよね・」にツボったw -- 名無しさん (2012-03-08 01 19 13) 名前 コメント
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酷い夢を見た。 私が綺麗で豪華なドレスを着ていて…そう、まるでお姫様みたいな姿で。 どこかの国の王子様と一緒にいる夢。 …素敵な夢じゃないかって? 馬鹿言ってんじゃないよ。 姫なんて似合わないし、私のキャラじゃない。 それにお姫様とか王子様って…はは 「ジュリエットやって調子に乗ったか私…」 こんなの人には言えないや。 むくりと体を起こして、欠伸をする。 と、その時袖に力を入られているのに気付く。 隣で寝ている澪が私の服の袖をそれはもうしっかりと握って眠っている。 昨日ホラー映画見せたから『一人で寝るの怖い』って言ってこの様だ。 あはは、なんて険しい顔して寝てんだ。 どんな怖い夢見てんだか。 袖を掴む澪の手を握ってやると、何とも安らかな顔になった。 その顔はとても綺麗で艶やかで…。 お姫様みたい、と思った。 少なくとも私よりは、さっきの夢のドレスが似合いそうだ。ちくしょぉ。 それから、その隣にはきっと。 「……いつかは、来るのかなぁ」 女子大はともかく、このまま社会進出すると、嫌でも男と接する機会は増えてくる。 そして、澪のことを狙う奴も出てくるだろう。 そりゃあ、こんな美人ほっとくやつがあるか。という確信。 その中にはイケメンだっているだろうし。 頭良かったり金持ちだったり。 本気で澪の事を好きなる奴だって出てくるだろう。 澪、お前は無限の可能性を秘めているんだぞー。 私と澪の今の関係だってただの気休めでしかない。 恋人…と言葉ではいくらでも言える。 が、私達は女同士だ。間違った恋人同士。 澪のことは愛してる。その気持ちは誰にも負けない。…つもりだ。 澪もそう思ってくれてるだろうとは思う。 けど、先の事は解らない。 いつか澪がこの関係に耐えられなくなるかもしれない。 いつか澪にとっての本当の相手が現れるかもしれない。 そう、それは 「澪の王子様」 そもそも、高校生の恋なんて背伸びみたいなもんだ。 世間知らずで、怖い物知らず。 いつか気の迷いだって気付くかもしれない。 女の王子様なんていないしな。その場合なんてーのかな?女王? お姫様同士が結ばれるってのも聞いたことがない。 いや、私がお姫様ってのもな…さりげなく言ってはみたけど。 せいぜい農家の娘くらいか。キャベツ畑のな。 ま、その時がくるまでの寄り道ってことかなー。 付き合ってくれよ、澪しゃん? いつかお前の白馬の王子様が迎えに来るから… 「なんだよ、王子様って」 「…起きてたの?澪」 澪も起き上がり、私と肩を並べる。 袖は掴んだまま。 俯く澪は笑ってた。 それはそれは悲しそうな微笑。 なんでそんなこと言うんだ、とでも言いたそうに。 「ごめん澪」 「謝るようなこと言ったのか?」 「いや…えっと…」 どうしよう…まさか私の夢の話をするわけにもいくまい… けどこのままじゃ澪が… 「いないよ」 私が言い淀んでいると澪はそう言った。 「へっ?」 「日本に王子様なんていないよ」 「……………あはは」 なんということだ。 あのメルヘンチック澪しゃんがこんなことを言うなんて。 キャラ崩壊か…? 「そーだな、うん、そうだ」 「でもな、お姫様はいるよ」 「へっ?」 本日二回目のすっ頓狂な声が上がった。 そんな私を見ながら澪は言い放った。 「お前だよ、律」 「………馬ぁ鹿」 キャラ崩壊なんかしてなかった。いつも通り。 いけない、照れる。顔があちぃ。 ここは、誤魔化す! 「…澪だって、私のお姫様だよ」 「…ふふふ、どうも、律姫様」 さっきと打って変わって嬉しそうな微笑を見せる澪。 ありゃ、あんまり効かなかったか… 「でもお姫様同士じゃ結婚できないよなぁ」 「………」 澪の顔が一気に不機嫌になる。 しまった、また馬鹿なこと言ったか… 「ギリシャ神話ではな、同姓愛の神様がいっぱいいたんだって」 「…?へぇ」 「まぁほとんどが男らしいけどな」 「うげぇ」 「だからお姫様同士が結婚するなんて話があってもいいじゃないか」 「神様と比べられてもな…」 スケールが違う。 けど、なんか元気出た気がする。 先人の人のおかげかな。ありがとう、神様。 このまま二人で神話になっちゃおうか、なんつって。 結局、先のことはまだわかんないってことなんだ。 この先私達がどうなろうが、そんときはそんときの私達が決めるだろう。 たとえこれからどんな男が寄ってきたとしても、今澪の隣にいるのは私なんだから。 澪に見放されるまでは、この気持ちは変えないつもりだ。 これもまた、高校生の戯言かな。何でもいいや。 今はこの手を離すつもりは無いんだし。 だからまぁ、今の私が言えることは。 『王子様よ、国に帰ってください』 END 名前 コメント
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さて、ここにココアの入ったマグカップがある。 今私は、慣れない左手でそれを持って、プルプル震えつつ頑張って飲んでみたところだ。 向い合って座っている澪は、外を眺めていて私の方を見ていない。 まぁ、それを見計らって飲んだわけだけど。 持っていたカップをテーブルに置き、澪に声をかける。 「このココアうまいよ、澪も飲んでみ」 出来る限りさり気無く。下心を読まれないように、慎重に。 「そうなのか?じゃあ、ちょっともらおうかな」 澪がこちらを向き、テーブルに置かれたカップに左手を伸ばす。 それを食い入るように凝視する私。 澪の手が止まり、訝しげな顔をしてこっちをみてくる。 「何?」 「え、いや。何も」 「なんかそんな見られてると、飲みづらいっていうか」 なんということだ、これじゃあ何か有りますって言ってるみたいなもんじゃないか。 いかんいかん。 「あっははは、ごめんごめん!ま、気にすんな!」 そう言ってさっきの澪と同じように外を眺める。 顔には冷や汗。 変に思われてやいないだろうか、大丈夫かな。頭の中はそれでいっぱい。 澪にバレないように小さく深呼吸をして、澪の方を向く。 澪が、ココアを飲んだ。 作戦成功、と喜ぼうとした私の目に、とんでもないものが映った。 なんと澪は右手でココアを飲んでるじゃあないか。 どういうことだよ、澪は左利きだろ?何で急にこのタイミングで右手で飲むのさ。 あれか、もしかして私が飲んでるところ見てたのか?……え、それってつまり拒否されたってことだよな。 「あ、美味しい」 グルグルと頭の中に負の感情がにじみ出てる私を余所に、澪は少し頬を染めながらそういった。 そうかそうか、そんなに美味しかったか。このやろう! せっかくさ、せっかく頑張ったんだぞ。私だってそう言うの結構やりたいって思う方でさ! あぁもう!ばかみお! 火山の噴火、怒りの爆発。 私は澪に抗議した。 「あー、もう!なんで、右手で飲んでんだよ!」 「……え?」 急に怒りを顕にした私に何事かと目を瞬かせる澪。かわいいけど、ゆるさーん! 「そりゃあさ、間接キスなんて今更だよ!アイス食べあったりしてるしな! でもさ、やっぱりこういうのってイイなとか思ったりするわけじゃん。 だからこう、さりげなーく私が頑張って左手で飲んだというのに、お前は! そんなに嫌か!嫌なのかちくしょー!」 早口でまくし立てるように言い終わってから、気づく。 やばい、何言っちゃってんだ私。 「……」 「……」 暫く沈黙。 あんまりに恥ずかしいから澪の方は見れずに俯く私。 何時もならおちゃらけて冗談にしてるとこだろ、私。なんで今やらないんだ。はやく、なんか言わないと。 「……律」 「なに」 沈黙を破ったのは澪の方だった。 「お前、左手で飲んでたの?」 「だからそう言って……」 言いかけて思い出す。 あぁそうだった。澪は私が左手で飲んでるところを見ていない。 そして、その状態で澪は右手でココアを飲んだ。 それはつまり、澪も私に内緒で間接キスを目論んでいたってことになる。 互いの考えがちょうど重なったのにすれ違う不思議。何これ。馬鹿みたいじゃん。 「……っふ」 「あははは」 どちらからとも無く笑う。これはもう、笑うしか無いだろ。 こんな偶然、滅多にないって。 暫く笑い合ったあと、澪をからかってやることにする。 「しっかし、澪が間接キスなんてなぁ」 「う、うっさい、律だって」 「いやいやぁ私はキスでもいいんですのよ?」 そう。私がわざわざ間接キスで我慢するはめになったのは、他でもない澪がキスを恥ずかしがって拒否するから。 どう仕様も無い私の欲求をそういう形で逃がすという考えだったのだ。 我ながら酷い。だけど、仕方ないってもんでしょ。うん。 「あの、えっと……その、な」 それなんだけど……と言いながら両手で服をぎゅっと握りながら口ごもる澪。 少し俯きながら、顔は真っ赤になっている。 これは澪が言いたいことがあるんだけど、恥ずかしくて言い出せないときのお決まりの仕草。 見慣れてるけど、慣れない。……だって、かわいいんだ。 「どした?」 こういう時は、出来る限り優しく訊ねやる。もちろん、催促は厳禁。 澪が言い出すまで、待つ。そう、待てと言われて健気に待つ犬のごとく。 「は、恥ずかしいんだけど。その……私もしたいな、とか……思って」 最後の方は、もう蚊の鳴くような声になっていた。 でも、ちゃんと私に届いてる。澪が言ってくれたこと。 こういう風に言うのだって澪には結構ハードル高かったはずだ。 それを私のために。……そう思ったらニヤニヤが止まらない。 「へへへ」 「な、なんだよ」 抑えきれずに笑ってしまった私に不満そうに頬をふくらませる澪。 こんな表情見れるのも私だけなんだなあ、とか思ってまたニヤける。へへへ。 もうだめ、嬉しすぎて抑えきれそうにない。 「んじゃ、してもいい?」 「えぇ?!……こ、ここでか?」 にんまりと肯定の意を示すかのように微笑んで返す。 「こ、ここでは……ちょっと、流石に、なんていうか」 アタフタと慌てながら言う澪。 「ここでしちゃいますよん。あったりまえでしょー」 そう言いながら、マグカップを何時も通り右手で持つ。 そして、澪が口をつけたであろうその場所に、ちゅっとワザと音をたてて口付けココアを飲む。 ぽかんとした顔をしてソレを眺める澪に見えるようにカップの縁をちょんちょんと示す。 そしていたずらっぽい笑みを浮かべつつ口パクで『間接キス』といってみせる。 漸く理解したのか澪はボンッと音をたててゆでダコみたいに真っ赤に染まる。 ただでさえ赤かったのに更に赤くなっちゃったよ、ははは。 「なっ……なっ……おまっ……」 口をパクパクとさせつつうまく言葉にできていない澪が面白い。 頭の中もうパンクしてんだろーなー。 余裕の欠片もないその様子が可愛くて、私は追い打ちをかけるように茶化す。 「あれれー?どうしたのかなぁ。私は普通にココア飲んだだけなのにー」 「……い、今のは普通じゃなかった!」 「やだ、澪ちゃんやーらしー」 「~~~っ!!」 ポカリと一発、頭に鈍い痛み。 はい、調子乗りました。……ごめんなさい。 あ、でも。 「ちゃんとしたのは、家でな?」 「ば、ばかっ!」 おわる。 名前 コメント
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投稿日:2010/11/02(火) 15 22 13 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ 見覚えのない天井 馴染みのない感覚 少し目を泳がせると、 白衣を着た女性が和と律に何か話をしているのが目に入る・・・ そして律が少し視線をこちらに寄せると私と目が合い それと同時にこちらに飛びつくような勢いで走ってきた 「みお!大丈夫か?!」 「うん・・・おはよ」 大げさに私の手をぎゅーっと握りながら語りかけてくる その律の肩を和が軽く叩き 保健室では静かにしなさいといさめる そういえば・・・体育でバレーボールしてる途中に急に意識がぐらっとして・・・ それから記憶が途切れてるから、多分倒れたんだろうな。 律がこれだけ心配そうにしているのも、そう思えば納得できる 保険の先生によれば少し熱があるとのこと 朝からちょっと風邪気味で、今日は無理して来たんだけど 体育くらいは見学すればよかったな 上体を起こし時計を見たところ、時間は昼休みか・・・ 先生と和は早退を薦めてきた。うーん、できるだけ出席点は減らしたくないんだけど みんなに心配かけても悪いし・・・今日はお言葉に甘えるとしよう。 早退する旨を先生に伝えると、わかったと言い残し職員室に向かった それと同時に和も「澪の荷物持ってくるね」と、保健室を後に・・・ あと残っているのはこいつだけ・・・なんだけど 「おい・・・律?」 私の手を握りながらこっちをジーっと見てくる その目の周りは少し赤く・・・まさか 「あ、律。もう泣いちゃだめよ」 教室に向かうはずだった和が突然、保健室の戸をあけてそう呼びかける それを聞いた律はぬおぉ~とか声をあげて 「それいうな!和のばかー!」 と、罵声を浴びせる・・・和がクスクス笑う声が、少しばかり聞こえた 「ふーん・・・どうりで目が赤いはずだ。」 ベッドの横に戻ってきて、また私の手を握る律をからかってみる。 顔を赤くして、ふてくされながら 「急に倒れるから・・・ビックリしたんだよ」 と呟く律が愛しくて仕方なかった こんなときに先生や和が戻ってくると困るからな 「すぐに済ませるぞ」 目を丸くして何を言ったか聞き返そうとする律の顔を両手で挟み、 その元気さを表すかのようなおでこに キスを一つ・・・これは心配をかけたおわびの気持ち ついでに口にも一つ・・・これは心配してくれてありがとうの気持ちを それぞれプレゼントしてやった アタフタする律を、今度は強く抱きしめてやる 「ごめん。心配かけて・・・」 そう一言、すると律は私の背中に手を回し 「もう心配かけちゃやだからな」 そう言って手の力を強めた 先生、それに和・・・ごめん 少しだけ、ほんの少しだけ・・・保健室に向かう足を遅めてくれるとうれしいな 名前 コメント